今回は泣けると話題のアニメ「ヴァイオレットエヴァーガーデン」の評価をしたいと思います。
どんなアニメ?
基本情報
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、2018年に初放送された日本のアニメシリーズです。
監督は石立太一、制作は京都アニメーションが担当しています。
アニメの舞台は、中世ヨーロッパ風の架空の世界です。
主人公のヴァイオレット・エヴァーガーデンは、戦後の世界で自分の居場所を探している元軍人。
彼女は、人々に代わって口述筆記で手紙を書く自動手記人形-ドール-という仕事を引き受けます。
依頼人との交流や自身の体験を通して、ヴァイオレットは自分自身について、そして愛や感情の意味について学び始める。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、自己発見と成長についての心温まる感動的な物語であり、見事なアニメーションと魅惑的なサウンドトラックが物語に生命を吹き込んでいるのです。
あらすじ
ヴァイオレットは元々、戦争で両腕を失った少年兵だったが、
戦後、戦場以外の生活に馴染めずにいた彼女は、クラウディアという元軍人に引き取られ、自動手記人形-ドール-として雇われることになる。
ヴァイオレットは仕事を通じて、愛や感情の大切さを理解するようになり、クライアントとの交流によって自分自身を知り、成長していく。
物語が進むにつれ、ヴァイオレットは有名作家、両親を亡くした少女、王女など、さまざまな境遇や経験を持つ人々と出会う。
こうした交流の中で、彼女は他者とつながり、感情を経験することの大切さを理解し、自分自身の愛と共感の能力を発見し始める。
物語のテーマ
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、自己発見、成長、そして人間の複雑な感情といったテーマを探求するキャラクター主導型のアニメです。
過去のトラウマに取り組み、自分が経験する感情の意味を理解しようとするヴァイオレットの、自分自身と世界における自分の位置を理解する旅を中心に展開されます。
ヴァイオレットはシリーズを通して、家族愛、恋愛、友人同士の愛など、さまざまな愛の形について学び、これらの経験に対して自分を開くことの重要性を理解し始めます。
また、このアニメは、感情がどのように私たちの人生を形成し、それがどのように他者との関係に影響を与えるかという考え方も探求しています。
葛藤という点では、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、ヴァイオレットが成長し、自分自身について学ぶ中で直面する、対人関係の葛藤や課題を多く取り上げています。
その中には、喪失感、トラウマ、過去を手放すことの痛みなどの経験や、他者とつながり、自分の感じる感情を理解しようとする葛藤も含まれています。
映像美と音楽が素晴らしい!
とにかく映像がすごい
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、流麗さを重視し、細部にまでこだわった美しいアニメーションスタイルで知られています。
キャラクターは細部まで緻密にデザインされ、複雑な表情を見せることで、物語の感情を生き生きと表現しています。
また、背景美術も充実しており、息を呑むような風景や複雑な建築物のデザインなど、没入感のある世界観を演出しています。
全体として、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のアニメーションスタイルは、その特徴の一つであり、息を呑むような映像、流れるようなアニメーション、細部へのこだわりなどが評価されています。
しかも音楽もすごい
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の音楽は、全体的な体験を高める上で非常に重要な役割を果たしています。
エモーショナルなシーンや劇的な場面を強調し、視聴者の感情を引き出す助けとなります。
特に、オーケストラ楽曲を用いた美しい音楽が特徴です。
これらの楽曲は、劇中のエモーションを引き立たせ、ドラマ性を高めます。劇中の音楽は、場面に適したメロディーを提供することで、視聴者の感情を煽ることができます。
結論
アニメファンでなくても絶対見るべき!
繊細で美しいアニメーションと情緒的なサウンドは、
普段はアニメを見ない人でも違和感なく見ることができると思います。
特に10話は「神回!」と評判です。絶対に泣きます。ハンカチの準備をお忘れなく。
見たい人はNetFlixから全話見ることができます。
劇場版や外伝もありますが、まずはテレビシリーズから見ることをオススメします。